あけましておめでとうございます。
２０２３年が皆様に取って素晴らしい年になるようにお祈りします。
昨年の新年のメッセージを読み返すと、地球に生物が生まれ、人間へと進化したことの奇跡や、仮に人類が滅んでしまった後の宇宙の事、核戦争の愚かさなどについて触れておりました。
それから２ヶ月後に、ウクライナとロシアで戦争が起ころうとは全く考えておりませんでしたが、今日現在でも戦争は続いています。
形のあるものは、いずれ壊れます。しかし、壊れる事を前提に循環するような仕組みを作っているものは、探せばいくつでもあるように思います。昨年、私は、日本の里山を数ヶ所訪れました。そこには、自然や資源を循環を利用する知恵がつまっていました。文化の西洋化の流れや短期的な経済合理性によって手放してしまった日本古来の文化の中には、資源や経済を循環させるヒントがたくさんあるのではと思うようになりました。多分、日本だけでなく、世界中にそのような文化や知恵がたくさんあったのではないでしょうか。
理想論だけをかざすつもりはありませんが、戦争によって人間同士が殺し合う事が良いわけはありません。
宇宙から地球を見た時、そこに存在する青い惑星は奇跡でしかありません。この奇跡を人類が自覚し、人や生物が循環するこの素晴らしい循環のシステムを、絶やす事なく永続させるかを考える時なのだと、あらためて感じます。
世の中も含めて、地球環境保全や資源の循環といったことを政治や経済も意識するようになりました。我々企業や個人が、いかにアクションを起こせるかがこの問題を解決する大きな鍵になると思います。
このような課題感を持って、仕事をし、生活をして行きたいと思います。