あけましておめでとうございます。
コロナが収束して世界が再び前を向いて歩み出す年になることを祈ります。
この写真はトップページにも使用しているJAXAの月周回衛星「かぐや」が撮影した月から見た地球です。(NHKエンタープライズの使用許諾を得て使用)
昨年は何名かの民間の富豪が宇宙を旅しました。あと何十年かしたら海外旅行レベルで宇宙旅行や月旅行ができるようになるのでしょう。私も子供の頃から、宇宙から見た地球の写真は見ていますが、実際に自分の目で見るのは全く違った感覚なのだろうと想像します。
子供の頃、宇宙の外側はどうなっているのだろうとか、宇宙の始まりの前はどうなっているのだろうかと考えて眠れない日々が続きました。最近再び、どうやって炭素原子を主要な構成成分とした単なる原子の集まりである我々が生命体になったのか、何故我々には心があるのか、などといった疑問が湧いてきました。奇跡でしかない、こんな奇跡は宇宙の他の場所でも起きているのでしょうか。子供の頃のように眠れなくなることはないですが、還暦をすぎた今でも不思議でいっぱいです。
地球という存在が奇跡であり、そこから生物が生まれたことも奇跡です。
仮に人類や地球が、核戦争などで滅びれば、再び宇宙は静かになり、再び奇跡は起こらないかも知れないなどと妄想したりもします。
宇宙から地球を見る人が増え、この奇跡を感じ、国境という「線」に違和感をおぼえ、地球を愛おしく思う気持ちがもっともっと広がっていくことを祈ります。
今年も皆さんが健康で、世界が良い方向に向かいますように。